漢方外来
漢方診療のご案内
調布・銀座それぞれで、初診予約専用ダイヤルからのみ受付いたします。
2016年4月より、漢方外来
(専門医・指導医が担当)を
銀座 火曜 10:00〜13:00
調布 木曜 10:00〜13:00
上記の時間にて開始いたしました。
漢方では、不眠を他の症状に伴うもの(随伴症状)として考えます。例えば、喘息や慢性の咳や呼吸困難、夜間の煩尿、痛み、蕁麻疹やアトピー性皮膚炎の痒み、動脈硬化症や高血圧、老人性の認知障害や小児の多動・発達障害などが基で生じている不眠は漢方で本を治療する事で改善されます。
日本漢方の虚実とは
古典では:
睡眠と覚醒のリズム
=陰陽の気の交代
人の陽気=衛気は昼は体表や六腑を、夜には体内の五臓を行る。
夜は陽気衰え、陰気盛んで、瞑目して眠り、夜が明けると陰気尽きて再び陽気盛んになるので目覚める。
霊枢;口問篇第28.
安眠できない原因:衛気が陰分(五臓)に入ることが出来ずに陽分(体表や六腑)に底流して巡っており、衛気が陰分に入れないと陰気が虚すので、瞑目できない。
霊枢;大惑論篇大81.
不眠の虚実:陽気過剰で夜間陰分に収まりきれない=実証、肝・心火、旺盛、湿熱。
夜間陽気を収容すべき引分が不足=虚証、心脾肝腎不足
古来より睡眠について伝えられていたものがあります。
漢方外来では、細やかな診察を元に、個人々の症状に合わせて、生薬を処方します。
漢方外来担当医師
崎山 武志
・日本東洋医学会 名誉会員
・日本小児東洋医学会 会長
・聖マリアンナ医科大学・漢方外来 客員教授